うんとくわしく）主人公。女好きだが腕は超一流のスイーパー。（うんとくわしく）
人気女優。主演映画の撮影中たびたび事故が起きる。実は恋人を失った悲しみから、海坊主に依頼して事故に見せかけて死のうとしていたのだった。だが撩と付き合ううちに少しずつ、生きることへ気持ちが傾き始める。
普段はまるでぼーっとした感じだが、演技をすればその役に染まってしまう、「裸足の女優」。
セリジナ公国の王女アルマに仕える侍女。IQ250の天才児で、まだ少女ながら、王女の即位後は第一側近として仕えるよう教育されている。日本語がペラペラなのは、「幼いころから英才教育をうけている」からなのだとか。
来日の際、王女の命を狙うマルメス大臣の目をくらますため、空港を抜けだし、王女と身分を入れ替わった。（それは撩のスケベを防ぐためでもあるが…）
素顔は普通の女の子、かな？
不律乱寓の館の執事をつとめる、出っ歯で小太りの小男。香にひとめぼれして、黒いチューリップのありかをしゃべってしまう。
ユニオン・テオーペ親衛隊の将軍。右腕と右ひざにグレネードランチャーをし込んでいる、まるでサイボーグ004かコブラみたいな人。
撩に経営する宝石店を豚だらけにされるわ、屋敷はめちゃくちゃにされるわ、長老への上納金を奪われるわの失態を重ね、とうとうユニオンの死の烙印を押されてしまう（指輪で額に焼印!を押され、次の任務に失敗するとユニオンから消される）。追い詰められたジェネラルは自らエンジェル・ダストを打って撩に勝負を挑むが、結局倒されてしまった。
個人的にはCHの悪役の中では一番インパクトがあったと思うんですが…
ロキシア王国第1王子で次期王位継承者。エランの双子の兄。同じ顔だがこちらはさわやかな雰囲気で、弟とはずいぶん性格が違っていそう。
映画監督。鹿島悦子の実の父親だが娘の存在は知らない。若い頃、海辺で出会った娘（悦子の母）と恋に落ちたが、周囲の反対を受けて別れ、現在は別の女性と家庭を持っている。その思い出を元に映画を撮ろうとしたが、組んだ相手が悪かったために、結局その話は流れてしまった。
悦子の中にかつて愛した女性の面影を見つけ、悦子に、いつか撮る映画に出演してほしいと頼む。
果たして本当に悦子の正体に気づかなかったのかどうか…それは作者のみぞ知る…
神宮寺道彦の息子の親友の娘だが、両親が事故でなくなったため、神宮寺家の養女になった。行方不明の神宮寺道彦の孫・諒一の婚約者。スケベな祖父を相手にいつも苦労しているらしい。
ただ待っているだけのおとなしい女性だった彼女も、事件の後、自分から行動する女性になろうと銀行勤めを始める。
撩の祖父と名乗る老人。27年前、中米で消息を絶った息子夫婦と孫の諒一を探しつづけ、撩を見つけた（うーん、撩って日本に来たことすら記録にないはずなのに、どうやって探したんでしょうか…）。諒一の婚約者である遥を養女にし、撩と結婚させようとする。
ブティックの試着室を使って女性たちを誘拐し、外国へ売り飛ばしていた。暗闇の中、暗視鏡を使って撩を倒そうとしたが、跳弾の光で狙いをつけた撩にあっさり殺されてしまった。
実業家・高塚秀司の顧問弁護士。撩に岩井善美のガードを依頼する。
海坊主がかつてファルコンの名で傭兵をしていた頃にいた部隊の裏切り者。部隊の隊長・氷室とファルコンにより倒されたはずだったが、生きており、氷室の娘、真希をファルコンの前で殺すことで復讐しようとした。
結局、撩と海坊主によって日本を追われる。
19歳にして吉祥組の親分芹沢大助（59歳）と結婚、直後に未亡人となり、姐さんとして組を率いることになる。芸大に通う現役大学生で、風景画を好んで描く。亡き夫のことが忘れられず、絵を描く時にはいつもその中に夫の姿を描いていた。吉祥組とシマ争いをする西荻会により、思い出の公園を燃やされてしまうが、それをきっかけに新しい恋を見つける決心をする。
ケニー・フィールドの娘。幼い頃は撩を慕っていたが、父は撩に殺されたのだと聞かされ、裏の世界に入って復讐しようと鍛えてきた。が、それだけの腕にはならなかったため、海坊主に撩を殺すことを依頼する。
美樹の話から、撩を誤解していたことを知り、撩と海坊主の決闘を止めようとするが、もはや二人の闘いは彼女の思惑の届かないところにあった。そして香の存在により撩のそばに居場所を見出せなくなった彼女は、裏の世界を抜け、二度と撩の前に姿をあらわさない決意をする。
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