数年前、シベリアンハスキーを人気の犬種に押し上げた原因になった（と思われる）作品。
北海道のＨ大学獣医学部を舞台に、主人公で獣医をめざす大学生、西根公輝（通称ハムテル）とその飼い犬（のシベリアンハスキー）チョビ、友人の二階堂、彼らを率いる（？）漆原教授、先輩の院生菱沼聖子、等々のユニークな面々が繰り広げる楽しいエピソードの数々。
この作品を読んで、動物を飼いたくなったり、獣医を目指すようになった人が、きっと周りにもいるでしょう。わたしのいとこが北海道のその系統の大学に行ってたのですが、、実際この漫画を読んで獣医になりたがって入学した人がいるそうです。
作者の佐々木倫子さんは、かなりの実力をお持ちだと思います。原作つきで「おたんこナース」という看護婦の仕事を題材にした作品もかかれていて、新聞などに取り上げられていたのを記憶しています。（…でもわたし第1巻しか読んでない…なんとなく看護婦ものが苦手で…）
少女漫画、と敬遠されているそこの男性諸君！この人の作品は、老若男女関係なく読めるものが多いですよ！
最新作もたしか、青年誌に掲載されていたような。
(2004.4.27 追記)
2003年には待望のTVドラマ化もされました。マンガそっくりのチョビ、マンガ以上(?)にらしい漆原教授など、なかなか力の入ったものでしたが、個人的にはハムテル役がどうもイメージに合いませんでしたね…
マンガのTV化って、難しいもんです。
以前、友人のところに遊びに行ったときに、彼女がハムスターを飼っていて、そのかわいさに自分も飼いたくなったのですが、そのとき、これ面白いよ、と同時にすすめられたのがこの作品。題名の通り、作者宅で飼っている、ハムスターを題材にした4コマ漫画集であります。
ハムスターを扱った作品はいろいろありますが、この「ハムスターの研究レポート」は、ハムスターはあくまでハムスターで、擬人化はされてません。ハムスターたちと、それを飼っている作者や周りの人々の面白いエピソードを集めたものです。
ハムスターを飼っている人にも、飼ってない人にもおすすめ。飼っている人なら、そうそう、うちの子もよくやるんだ、と思わず笑っちゃうでしょうし、飼ってない人なら、きっとハムが飼いたくなることうけあいです。
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