ひげもじゃとつんつるてんのほうは、どこからかおかしな道具をとりだすと、電車にはりついてなにやらはじめました。 社長さんは、もう何がなんだかわからなくなって、ぼうっとして見ていました。 ふたりの持っているおかしな道具は先がぴかりと光って、なんだか溶接に使うこてのようにも見えます。 あっちでぴかり、こっちでぴかりするうちに、電車はぜんたいがぴかぴかときれいな色に光り始めました。 そして、おや、いつのまにか車輪がなくなっています。はずされたのでしょうか。

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