彼の名は冴羽 撩、またの名をシティーハンター。美女のボディーガードから殺しまで請け負う、プロのスイーパー（始末屋）。東京・新宿駅東口の伝言板に、「ＸＹＺ」（もうあとがない、の意味）と書けば、それが彼への依頼の合図なのだ。
ある時、麻薬組織ユニオン・テオーペが撩と相棒の槇村を狙ってきた。槇村を殺された撩は、槇村の妹・香を新たなパートナーとし、ユニオンに逆襲する。
…そして二人と仲間と依頼人たちとの、愛とサスペンスとギャグに満ちた、長い長い物語が始まったのだった。
主要登場人物について、基本的な紹介。
（さらに詳しい紹介は、「ミニ研究」を、その他の人物については、「キャラクター集」をご覧下さい。）
本編の主人公。美女のボディーガードから殺しまで、なんでも請け負う「スイーパー」（掃除人＝始末屋）。またの名を「シティーハンター」という。「裏の世界でNo.1」とも評され、特に銃の腕は超一流。愛用の銃はコルト・パイソン357マグナム。
ところが、ものすごいスケベで女好きで、基本的に美女の依頼しか受けない。依頼人の女性にしばしばちょっかいを出しては、相棒の香にオシオキされている。
初登場：#1「栄光なきテンカウント !」
撩の相棒。撩の親友、槇村の妹。
男勝りの性格と言葉遣いで、撩にはしばしば男扱いされているが、実は背が高くてスタイルも抜群の美人。
撩のスケベ暴走のストッパー役であり、いろんな意味で彼の良きパートナーである。
初登場：#3「闇からの狙撃者 !」
プロのスイーパー。撩にとってはライバルであり、また時に最大の協力者でもある。「ファルコン」は、かつて傭兵だった頃の呼び名。
スキンヘッドにサングラス・口ひげの巨漢。トラップと破壊工作の名手で怪力を誇るが、ネコが大の苦手という一面も。
初登場：#10「裸足の女優」
警視庁特捜課の美貌の女刑事。ナイフの名手で射撃や格闘術にも秀でるスーパーレディ。撩とは以前からの知り合いで、"特別な"報酬をエサにしばしば撩に厄介な依頼をする。
香の兄・槇村とは、槇村が刑事時代にコンビを組んでおり、恋人同士でもあった。
初登場：#12「その女に手を出すな !」
後半から登場する、海坊主のパートナー。昔は海坊主と同じ傭兵部隊にいた女コマンドだった。
ふだんは喫茶店「キャッツ・アイ」を経営。情熱的な美人。香のよき相談相手でもある。
初登場：#32「海坊主(ファルコン)にゾッコン!!」
香の兄で、撩の親友であり、仕事のパートナーだった。だが、麻薬組織ユニオン・テオーペに命を狙われ、香を撩に託してこの世を去る。
かつては警視庁の刑事で、冴子とコンビを組んでいた。
初登場：#1「栄光なきテンカウント !」
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