2003年11月24日（月） 
オーストラリア到着
機中で一泊し、翌朝ケアンズ空港に到着した。オーストラリアと日本の時差は1時間、時差ぼけしなくて済むのはありがたい。
…実は相棒は飛行機嫌いである。高所恐怖症ではなく、エコノミークラスのあの窮屈さが大嫌いなのだそうだ。
でも海外旅行なんて、もう2度と行けないかもしれないんだし、と説得(?)して今回の旅行にこぎ着けた（…と言えば大げさだが）。
到着と同時に観光の始まり。空港にはオーストラリア人の現地係員が迎えに来ていた。なにせ4人プラス添乗員のツアーだから、迎えの車もミニバンである。
向かったのは、近くにあるキュランダ（Kuranda）という町だ。
空港を出てしばらくは、道の両側にマングローブの林が広がっていた。
日本語の達者な現地係員のお兄さんは、運転しながら色々解説してくれた。本来熱帯雨林気候のケアンズだが今年は雨が少なくて枯れた木が多いこと。信号の代わりにロータリーにして曲がる角が多いこと。
途中からぐねぐねとうねる山道を登っていく。なるほど確かに、背は高いが少し枯れた木が多いようだ。
目的地のレインフォレステーション(Rainforestation)というテーマパークに到着し、レストランで昼食をとった。
ここで、先に名古屋から到着していたもう一組の夫婦と出会う。お二人はすでに昼食をすまされていたので、別行動。
昼食はバイキング形式だったので、野菜サラダや焼肉やポテトやパスタなどを思い思いに。
お腹が一杯になったところで、まずアボリジニのグループによる伝統的なダンスのショーを見学した。
動物の動きを取り入れたものや狩りの様子を描いたものなどを、民族楽器のディジュリドゥという笛の音に合わせて踊る。中にはこっけいな動きを取り入れた物もあり、なかなか面白い。
ディジュリドゥは後で間近で見せて頂いた。相棒が試しに吹こうとしたが、音は出るものの、いい音は鳴らなかった。
アボリジニ文化体験その2は、ブーメラン投げ。楽しいのだが、これまたけっこうむずかしい。私なんか、もともとソフトボール投げもうまくできないぐらいだったので、ほんの2，3メートル前にすとん、と落ちてしまった。ちょっと情けない。
文化体験の次は動物体験。
オーストラリアでは州ごとにコアラに関する法律が違い、ここキュランダのあるクイーンズランド州では、コアラを抱くことができる。（ちなみにシドニーではできない。）
見るためのコアラとは別に、だっこ用のコアラがいて、パークの人がデジカメで撮った写真をその場でプリントしてくれる。コアラ、私の時は割とおとなしく抱かれてくれたが、けっこう爪が痛い。おまけに爪の汚れが服に…(^_^;)でも、カメラ目線してくれたので、許しちゃおう(^^)
パークにはこのほかにも、カンガルーがほぼ放し飼い状態で、自由に触れることができ、またワニや蛇なども飼育されていた。このワニがまた、でかかった…
パークからの帰りは、スカイレールというコンドラに乗って下る。全長7.5キロ、最も高い支柱は高さ40メートルもあり、熱帯雨林を上空から遊覧できる。これが本当に雄大な眺めで、おすすめだ。中間駅で一度降りて、熱帯雨林の散策もした。
キュランダからケアンズに戻ると、宿泊先のホテル、ホリデイ・イン・ケアンズにチェックイン。
でもチェックインや夕食の案内なども、添乗員の方がしてくれるので、とても楽なのだった。
夕食はツアーの人みんなそろってすぐ隣のホテルに移動し、そこのレストランでシーフードバイキング。ゆでた海老・カニ・カキのような二枚貝やその他バイキング料理によくある品々がずらり。シーフードは正直言って、特別美味しいというほどではなかったけれど、量は十分。
レストランの片隅に、ハネムーンカップル用らしい、花とハートマークのろうそくで飾られた幸せ満開な予約席が設けてあった。やがて日本人カップルらしい二人が現れて、仲良く食事を始めた。
…そういや私らもハネムーンだっけ。
無論忘れちゃいないが、同じツアーの若い夫婦には最初、新婚じゃなくて結婚して2、3年たった夫婦かと思われていたらしい。そんなにはしゃいでイチャイチャ、ラブラブしてないせいかしらん。（まぁハネムーンってそういうイメージあるよねぇ〜）
食後、時間がけっこうあって、ショッピングセンターをうろうろし、おみやげを探した。久しぶりに手をつないで歩いたりもしてみた。（…単に夜暗かったので迷子にならないように、という理由だったりして？）
大橋巨泉の店もあった。そういや学生の頃に行ったニュージーランドにもあったなぁ。おみやげを一つ買ったら、おまけ（だったかスピードくじだったか）で巨泉の顔つき折りたたみスリッパをくれた。
…いらない…(^_^;)
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